ゴルフカブリオレ復活!その実力はいかに?
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン
待望のゴルフカブリオレが復活! ゴルフVベースのカブリオレはついに登場することなく、イオスの登場により、ゴルフカブリオレはこのまま無くなってしまうのだろうか、と心配していただけに、ソフトトップ派、そしてゴルフカブリオレファンには朗報だ。
2002年にゴルフIVベースのカブリオレモデルの生産が終了すると、フォルクスワーゲン(VW)は翌年から「イオス」の開発をスタートさせた。当時、リトラクタブル・ハードトップという新たなオープンモデルが各メーカーから続々と登場しており、VWも例外に漏れずイオスを発表した。
確かにハードトップは、セキュリティの面でソフトトップより安心感が高く、さらにイオスはパサートベースのためゴルフカブリオレより車格も上で室内も広い。そのイオスが世界的に成功を収める一方、クラシカルなソフトトップを求める別のユーザーがいることも、VWはちゃんとわかっていた。だからこそ、今回の復活となったわけだ。ちなみにゴルフカブリオレには、“ストロベリーバスケット”というニックネームがついていたそうで、それほど愛着のある特別なモデルといえる。
ゴルフVIベースの、4代目ゴルフカブリオレは、スポーティな印象を受ける。その最大の理由は、Aピラーの傾斜がきつくフロントウィンドゥが寝ているせいだろう。Cピラーも前方に傾斜しているが、サイドからみると重心が車体のリヤ寄りにあるのがわかる。さらに、全高も低く、このプロポーションがモダンでスポーティなオープンカーとしている。
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